この記事について
青森でお米とタマネギ、にんにく、黒ニンニクを取り扱っているマエダライスです。今回は種籾の播種作業準備の段階で灌水ユニットにトラブルが発生した内容です。
試運転は1周間前に行う
どこかの装置に異常が見られたとき、パーツ交換にはメーカーから取り寄せる時間も考慮して1週間前に確認するのが理想。
灌水装置だけ前日に試運転を行った結果
動作確認は1週間ほど前に行い、全ての装置が問題なく動くことを確認。ただ、潅水装置だけは前日にポンプを接続したり通水テストを行ったのですが、、、そこで水が出ないことが発覚。
分解洗浄で詰りを確認するも問題なし
どうにも原因が分からないのでメーカーに頼んで調べてもらった結果、どうやら潅水装置の電磁弁が原因らしい。
今回のトラブルの症状
電源を入れると電磁弁は反応するが水は出ない。
分解して汚れなどを確認するが問題は無い。
散水パイプまで水が行っていない。
電磁弁を分解してみる
電磁弁のある部品は通常1㎜ぐらいの穴が開いているものがあるのですが、その穴がふさがっていた。(写真撮り忘れました)これが原因と思われる。メーカーによれば水分が残っていたため冬の間結露した可能性があるとのことです。パイプ関係は水抜きを行いましたが電磁弁までは想定していませんでした。エアーブローで中の水分を飛ばすとか?
対応
古い灌水装置を予備として持っていたので、そちらから換装して対応。無事水が出るようになりました。一応予備としてメーカーには電磁弁を注文。
パーツ取り寄せも考慮して試運転のスケジュールを決めるのが理想
余裕を持って試運転を行うという当たり前の事を怠った結果、メーカーにも迷惑をかけてしまいました。