青森でお米とタマネギ、そしてニンニク栽培に取り組んでいるマエダライスです。今の時期は雪で農作業が行えないため燻炭を作ったり黒ニンニクを作ったり、ブログを書き溜めたりしています。
冬の間は農作業が無いため体力的には余裕があります。特に今年は雪があまりふらないため除雪も忙しくありません。とはいえこの時期に今年1年を運営するための準備だったり仕組みを考える大事な時期でもあります。昨年は時間が許す限り倉庫や作業場の整理整頓をトヨタの"5S活動"を見習って行いました。今年はそれらを1年間経過して改善点などを洗い出しさらに使いやすい職場にしようと思っています。
さてさて本題です。年末からもみがらくん炭製造作業を行っています。当社にはくん炭製造機が3台ありそれを使って製造しています。
使用しているのは熊谷農機のスピードくん炭機
https://www.kumagai-nouki.co.jp/pdf/catalog08.pdf
このくん炭機、購入してからもう結構な年数経つのですが、古くなってきたからか、何なのか着火が難しくなってきました。通風口も錆びてきて自動で閉じてくれなかったりとなかなか上手く焼けない日々が続いています。
それでも販売目的じゃなく自社で使うものだから、生焼けでも焼杉でもあまり気にせずとにかく量を作ります。くん炭はアルカリ性なので土壌改良剤として、さらには圃場の雪消しのための融雪剤として使用します。用途は多岐にわたり優れた資材なのです。籾殻くん炭の詳しい説明はこちら。
もみ殻くん炭とは
もみ殻くん炭は、もみ殻を原料とした竹炭の一種で、通常のくん炭よりもさらに特殊な製法で作られます。以下に、もみ殻くん炭の特徴と製造方法についての基本的な説明をしてみましょう。
特徴
1. **もみ殻を主原料とする:** もみ殻くん炭は、竹炭の製造において、もみ殻が主要な原料として使われます。もみ殻は米の外皮であり、通常は農業の副産物として得られます。
2. **高い発熱効果:** もみ殻くん炭は、もみ殻の特性と炭化プロセスにより、高い発熱効果が期待されます。そのため、バーベキューや焼き肉、火鉢などでの使用に適しています。
3. **煙や臭いが少ない:** もみ殻くん炭は燃焼時に煙や臭いが少ないとされています。これはもみ殻を主原料とした特殊な製法が採用されているためです。
4. **灰が少ない:** もみ殻くん炭は、一般的に灰が少ないのが特徴です。これにより、使い終わった後の掃除が簡単であり、取り扱いが比較的容易です。
製造方法
もみ殻くん炭の製造方法は、通常のくん炭の製法にもみ殻を加える形で行われます。もみ殻を竹と同様の製法で炭化させ、高温で焼成して完成します。
もみ殻くん炭は、その特有の特徴から、環境への配慮や燃焼効果を求める人々によって好まれています。
追記
もみ殻くん炭は購入すると以外に高価なので自作がおすすめ。北国なら冬の閑散期にのんびり作業できるのでチャレンジしてみるのもいいかも。