タマネギセルトレイ育苗 発芽不良

 

青森でお米とタマネギ、そしてニンニク栽培に取り組んでいるマエダライスです。
今年もなんだかやらかしました。発芽不良です。
原因は、、、、発芽までの間に過湿状態だったため酸欠かなと。

 

今年はお米の苗をプール育苗で行っているため防水シートを敷いたまま、その上に根切りシートを敷いて、そこにタマネギの育苗トレイを並べる方式で行いました。
本来なら防水シートを剥いだ方が良いのですが、人手不足と作業時間を確保できなかったため防水シートを敷いたままの状態で並べたのがいけなかったのかなと。

 

保水性は良いのですが排水性が悪い。デコボコがあるため低いところに水が貯まる。
ただ、以前この方法でやった時はここまで発芽不良には陥らなかったので原因は他にもありそう。

 

培土を変えるごとに育苗難易度が上がっている気がするのだが、、、今年もみのる産業のバインダー培土を使用。のりが入っていて根鉢が固形化するので移植速度が速くても移植精度が変わらないため効率化が図れるという理由でこちらをチョイス。ただこの培土は極端に肥料成分が低いためマイクロロングトータルを追肥しないと肥料切れを起こす。液肥を何回かけても肥料切れは止まらないという取扱いが難しい培土。

www.agri-style.com

大規模化を進めるとすべての作業の効率化を図らなければいけないため難易度高め。ハウスは平らな方がいい、シートは剥いだ方がいい、トレイを並べるのは機械でやったほうがいい、でも人が足りない、時間が足りない、資金がたりない。

 

追記

発芽不良の原因は色々あるのですが、使用しているバインダー培土は床土と覆土にも同じものを使用していました。メーカによれば覆土には硬化しない通常の培土を使用したほうが発芽率が上がる(失敗しない)とのこと。

www.aomori-maedacorp.com