タマネギ播種

価格が高騰していたタマネギも、いざ出荷してみたら平年並みという残念な結果。

とはいえ今年もタマネギは植えます、むしろ規模を拡大する方向で。

 

 

播種日8月25日

今年は培土を固化培土に変えてみました。根鉢形成に優れ機械移植時も土の砕けが抑えられるそうです。使用したのはみのる産業のバインダー培土。

 

約1週間で発芽揃いです。
いつもの培土と違うところは、発芽の段階で覆土の持ち上がりがあったこと。
全体的にではないけれど、原因はなんだろう。後でメーカーに問い合わせてみます。
応急処置として上から培土をかけてあげました。これが良いのか悪いのかは不明。

 

今年の夏も雨続きで、発芽までの間にハウスに雨水が入り常に床が湿っている状態に。水たまりになったところは発芽が遅れていたり芽がでなかったり、教訓として雨の日はハウスを閉めましょう。

 

 

稲の育苗ハウスを利用してタマネギの育苗を行います。
例年はプール育苗で使用した防水シートの上にトレイを並べていましたが、過湿による根腐れが多発することから、防水シートを撤去し根切りシートの上にトレイを並べています。根切りシートは排水性、親水性に優れ遮根効果も多少期待できるので便利です。

 

灌水はこれまでミストエースで行っていましたが、今年は手潅水。
というのもどうしても散水ムラが出来てしまいそれが改善されないため。

products.sumika-agrotech.com

北国のビニールハウスは雪対策として等間隔に筋交いを立てているハウス構造になっています。そのためチューブを釣る間隔がメーカー推薦の1メールではなく2メートルとなりどうしてもチューブがたるんでしまいます。そのあたりが散水ムラの原因じゃないかなと。あとはポンプの圧力とか確認するところはまだほかにもあるんですけど…

 

とりあえず問題が解決するまでは手潅水で行います。ハウス4棟約2時間。うーん時間がかかりすぎるなぁ。