マエダライスが栽培しているお米について、今回は使用している農薬についての説明記事です。基本的に除草剤のみを使用しています。使い方は田植時に規定量を散布して、それでも抑えきれなかった圃場に対して追加で除草剤を散布しています。
お米に使われる農薬の種類
お米の栽培で使用する農薬の種類は大きく分けると3種類。
- 除草剤 初期・後期
- いもち病防除
- カメムシ防除
マエダライスではこのうち除草剤を使用しています。
いもち病防除とカメムシ防除の農薬は使用していません。
いもち病対策は苗を植える間隔を広くとることで栽培密度を下げ通気性を良くすることで予防しています。ただ、隣接する田んぼで発病した場合は移る可能性があります。
そんな時は牡蠣殻粉末の有機資材で治めることが可能です。
カメムシに関しては、、、放置ですね(笑)
カメムシ被害にあったお米は黒い斑点がついて商品価値が下がってしまいますが、そこは機械で取り除けますのであえて防除はしていません。
農薬の使用については賛否両論ありますが、規模を拡大していくうえで物理的に不可能なんですけど試験的に無農薬栽培に挑戦してデータ取りたいですね。
使用している農薬
ゼータタイガー1キロ粒剤
田植時に散布することで雑草の発生前から成育初期に有効です。
農薬の安全性について
農薬の安全性については農林水産省のページで説明されています。
安全性の検査について抜粋
安全性については、農薬使用者の安全性、農薬が使用された農作物を食べた場合の安全性及び散布された環境に対する安全性に関する検査を行っています。
これらの安全性を確認するために、登録申請者は、信頼性のおける試験機関においていくつもの毒性試験、残留試験、環境への影響試験などを行います。FAMICでは、提出された試験の結果から総合的に判断し、農薬が人や環境に与える影響について検査します。
人や家畜に対する毒性を調べるために行われる毒性試験は、大きく分けて、短期間に多量の農薬を摂取した場合の毒性(急性毒性)と、少量であっても長期間に農薬を摂取した場合の毒性(慢性毒性)を試験するものがあり、急性毒性試験は主に農薬を使用する人への影響を、慢性毒性試験は農薬が使用された農作物を食べる人に与える影響を調べるものです。
除草剤の特徴と種類
除草剤の特徴や種類、効果が分かりやすく説明されているサイトです。