農事組合法人 青森マエダライス

青森でお米、タマネギ、にんにくを栽培しています。

節水型水稲栽培技術への挑戦 マイコスDDSR種子コーティング作業

 

当社も節水型水稲栽培技術に挑戦します

昨年は試験的に移植型でマイコスDDSRを試してみましたが、今年から本格的に直播で取り組もうと思います。

 

種子コーティング作業

世間はゴールデンウィークですが、農家はあまり関係ないです。特に今年は4月の天候不良で作業が遅れているので休み返上で仕事をしています。
今日は直播用の種子にマイコス菌とアイアンガードアクア、イーストガードを混ぜ、最後にキヒゲンをコーティングする作業を行いました。

たまたま倉庫に眠っていた撹拌機があったのでそれを使用。もうちょっと攪拌時間を長く吸えばムラの無い仕上がりになったと思う。来年はもっと混ぜます。使用している撹拌機はニイツ式混合機。

 

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作業工程

1 アイアンガードアクア10,000倍、イーストガード2,500倍希釈の水を種籾を軽く湿らす程度散布攪拌。

2 マイコス菌1㎏に対し規定の5gより少し多い6.25gを投入攪拌。キヒゲンが殺菌剤を含むためそれを考慮して多めに投入。

3 種籾10㎏に対しキヒゲン200ml投入攪拌

4 シートに広げて風乾。扇風機などを使用すると早く乾燥できます。

5 風乾が終わったらネット詰め。

1回で80㎏の種籾を攪拌して風乾しました。

まとめ

この工程が正しいのか正直わかりません。キヒゲンをコーティングして風乾してからマイコス菌を混ぜる人もいるし。正解はどれなんでしょう。
種籾に散布するアイアンガードアクアとイーストガードは簡単に言うと鉄分と亜リン酸溶液。発芽率の向上が見込めるとコメントがあったので試してみました。
直播の種子に亜リン酸をコーティングすると発芽率が上がるっていうのは他の作物でも応用できそうです。