4月10日播種、14日ハウス搬入
4月は曇りや雨の日が多く、気温が上がらず太陽も出ず、、、ハウス搬入から20日程経過していますが苗の動きは鈍いです。
相変わらず初期に病気にかかる
いつものように恒例の病気、根の付近に白いカビや緑のカビがちらほら。これが初期成育を遅らせる原因となっている。タチガレエースは1度しか使えないのでダコニールで対処。播種時にタチガレエースとダコニールを混用散布しているのだけれど、うちの場合効果は見られない。それならハウスで予防灌水したほうが効果が高いのではないだろうか?
5月に入りやっと苗が動き出す
5月に入り天気の良い日が続いてやっと苗が動き出した。根が伸びて葉色も良くなって回復傾向にあります。このまま天気が良ければ問題なく仕上がる予定。結論として日照不足だと追肥しても活力剤散布しても太陽が出ないと苗の成長は見込めない。
田植に間に合うか
予定では5月8日から田植をする予定。撮影日が5月3日なのでちょっと間に合いそうにありません。もっと根張りが良くならないと取り回しで崩れてしまったり田植機が詰まる原因となります。
追肥・管理履歴
初期に亜リン酸溶液で根張りを良くしたいためエレマックスの黄色を散布。成分として良いけれど、いかんせん日照不足だと吸収も緩慢なのか判断に困る。
このままでは田植に間に合わないということで、困った時のボンバルディア。病気の快復が確認できたのでここから一気に仕上げたいと思い散布。ただしこの後も曇り空が続き、いつものような即効性は感じられず。
今年お付き合いでメーカーから購入したマリンインパクトがあったので、植付前最後の仕上げとして散布。最近流行りのバイオスティミュラント資材。窒素と加里は流亡しリン酸は固着して吸収されにくくなるという事を前提知識として、即効性の液体堆肥みたいなものだと認識している。価格が安いものは成分が少ないし、価格が高いものは成分が多い。微生物が含まれていれば更に値段が跳ね上がるとうい資材。
このほかにも密苗のマニュアル通りローラーで苗踏みを3回ほど行いました。これでやれることは全部やったのであとは仕上りを待つのみ。