農家のお仕事 催芽(さいが)

青森でお米とタマネギ作りに取組んでいる青森マエダライスです。
青森もやっと雪解けが進み田んぼが顔を出してきました。現在は田んぼに溜まった水を排水したり種籾の準備を進めています。

種籾の殺菌消毒と浸種作業は前回行いました。

www.aomori-maedacorp.com

約1週間ほど水を吸わせた種籾を催芽作業へ移します。

催芽とは?

種をまく前に,発芽を始める状態にすることを催芽という。 発芽を早めたり,発芽の不揃いをさける効果があり,方法としては,十分吸水させた種を,その種の発芽適温よりいくらか高い温度に保って発芽状態にする。

やり方は催芽機により30℃の水で15時間~20時間ほどかけて発芽を促します。
水を循環させ水温のムラを無くし、酸素を十分に供給することで発芽ムラをなくします。

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今年は15時間より早い段階で仕上がりました。

 

基本的にマニュアル通り進めれば発芽ムラは無いのですが、今年は浸種の段階でヒーターを入れた結果、ヒーターに近い部分の種籾だけ芽が伸びすぎてしまいました。

 

アクアリウム用のヒーターとポンプで水を温め循環させる自作装置、途中種籾を上下入れ替えてムラを無くそうと思いましたが…ヒーターに近い部分だけ発芽が進みすぎてしまいました。種籾の位置替えはこまめに行わないとダメみたいです。とはいえ大量の種籾を頻繁に入れ替えるのは作業性が悪いので装置の改善が必要。それは次の機会に。

 

 

もうさすがに雪は降るかもしれないけど積りはしないだろうという事で、車両のタイヤ交換だったりトラクターのオイル交換だったりも進めます。

 

最近購入したもの

取引先の人が付けてた。機械のメンテナンス時、何かと膝を着くことが多い時、便利かなと。