青森でお米とタマネギ作りに取組んでいるマエダライスです。
現在はお米の収穫作業と並行して秋に定植するタマネギの苗を育てています。
出芽揃いまでは順調でしたが、日に日に苗の状態が悪くなっています。
立枯れ病の症状が見られたため薬剤散布を施しましたが、よく観察して調べてみると根腐れの影響が大きいです。
根腐れについて調べてみました。過湿による酸欠で根が傷む、それによる嫌気微生物の増殖…
植物に水をやるという基礎知識、古い水を押し出す、新しい空気を入れる。この情報が自分には抜けていた。簡単に考えていた。ただ水を吸わせるため、と。
失敗を振り返ってみると、初めての取り組みの時はマニュアル通り行い上手く苗を育てるまでが目標。上手く行かなかった場合マニュアルとどこが違ったのか調べて修正して
目標に向かう。それを達成すると今度は効率化を図るため作業を簡略化しようとする。ただ植物についての基礎知識が不足していると今回のように間違ったやり方を行ってしまうというのが結論。うぅ、書いてて身に染みる。
今回具体的に間違っていたところは。。。
・プール育苗の防水シートの上に苗を並べたため、水やりの残り水が床面に残って過湿状態を引き起こした。またデコボコの箇所に水が溜まって非常に水はけが悪い床面だったことが原因。昨年までは防水シートを撤去したり、防水シートにさらに根切りシートを敷くことによって床面水分の吸収・揮発を促していたため過湿が避けられていた。
文字に起こすと問題箇所が明確になって何が間違っていたのかわかります。失敗もこうして記事にすることで留めておけば無駄にはならないと自分は思っています。そう思いたい…