タマネギ出荷作業が終わりました

 

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ずいぶんご無沙汰しておりました。
青森でお米とタマネギ作りに取り組んでいるマエダライスです。

青森県でタマネギ作りに取り組んでいる方や、これから始めようと考えている方に向けて参考になればと思い書いています。

 

さてさて、昨日やっとタマネギの出荷作業が全て終わりました。まだ目標とする収穫量には届きませんでしたが病気や腐敗球は年々減少していて少しずつ手ごたえを感じています。

今年の作柄を振り返ってみるとキーワードは3つ

  1. 薬害
  2. 雑草
  3. 肥料切れ

薬害は1回目の除草剤散布時、赤土砂土は濃度もう少し下げないとダメですね秋に植えた苗が越冬できずにかなり消えてしまいました…

雑草はもう除草剤云々より畑の成熟度かなと。土づくりから取り組まないといけない課題です。雑草が多いとどうなるか、まず機械による作業が行えません。根切り、掘り起し、ピッカーでの拾い上げ、すべて草が邪魔をして行えないため手作業となります。これはかなりしんどいです…

 

肥料切れは、夏に畑づくりを行って春にタマネギを移植、追肥無しで収穫したところ小玉傾向で収量が上がりませんでした。肥料成分が抜けてしまったことと、それを補うための追肥を行わなかったためだと考えられます。次回は秋植えは夏に畑づくりを、春植えは春に。そして追肥は最低でも1回は行ってみようと思います。

 

この3つを次回は改善したいと考えています。


出荷について、8月に入ると北海道産の極早生品種の出荷が始まり価格が崩れてきます。理想は7月中、最低でもお盆前には全量出荷したいところです。
これからタマネギ栽培を始める方や規模拡大を考えている方は収穫日数、1日に選別できる数量を考慮してスケジュールを逆算して作付け面積を考えることをお勧めします。当社だと今のところ3haがいいところ。これ以上だと出荷が9月まで伸びてしまい北海道と競合するため販売価格はかなり下がります。

 

 

 最近購入したもの。
作業場にチャイム付きの掛け時計がほしかったので購入してみました。音量MAXにしても機械音にかき消されて聞こえません。事務所とかそんなところならいいかも。