青森でお米とタマネギ作りに取り組んでいるマエダライスです。
さて、大いに悩んでおります。
タマネギには植付に適した時期というものがあります。秋に植えるタマネギなら青森では10月下旬までとか。畑で冬を越すために植えた苗がある程度成長する必要があるためと、逆に大きくなりすぎて抽苔しないようになど等、色々考えられて定められている植付適期。
もう過ぎてるんだよねー。
圃場の排水性が悪いため作業機がぬかるんで動けなかったり、圃場が乾くのを待っていたり、待っていたら雨が降ったり…
そんなわけで今年の秋は3ヘクタール植える予定だったタマネギですが、1ヘクタール植えたところでストップしています。
さてこれからどうするか、圃場が乾くのを待って植付を再開するか?
今から植え付けた場合、考えられるデメリットは以下の通り。
・気温の低下に伴い苗の生育がストップしてしまい越冬できずに死んでしまう。
・仮に越冬できたとしても葉数が不十分で玉の肥大化があまり期待できない。
色々調べているけど寒冷地での遅植えに関する資料が無いので方々問い合わせているのですが、皆経験が無いため判断できないようです。
植えるか、諦めるか
諦めた場合ハウス1棟分の苗を廃棄することになります…
植えて十分に成長しなかった場合はビニールマルチだったり、肥料代が無駄に。
損失で言えば植えて十分に成長しなかった場合の方が大きいです。
そこで、試験的に畝何本か時期を過ぎていますが植えてみました。
どの程度冬を越せるのか、葉数は?玉の大きさは? いろいろデータを集めたいのでやってみます。移植機がぬかるんで使えないので手植えを行いました。
手植え辛い!下半身ガンタンクみたいなキャタピラーに換装できればいいのに。
残った苗は廃棄します。欲しい方は差し上げますのでお店までどうぞ!
植付適期過ぎてますけど!