青森でお米とタマネギ作りに取り組んでいる青森マエダライスです。
今日は効率化のお話です。
あくまで個人生産者や小規模農業法人向けです。
あっちこっちで効率化が叫ばれていて、IoTなど先進的なものが取り沙汰されていますが、今回はアナログなお話。
工具を探す時間と紛失した工具を買い直すコストを削減しよう
工具が見当たらなくなり、ホームセンターで買って来てしばらくしたら見つかったという事が多々あります。その結果同じような工具な何個もあるなんてことも、、、
まずは工具を置く場所を決め、そこに工具を集約させます。
工具の収納の仕方は色々ありますが、自分で考えるよりまず工場だったり自動車整備工場を参考にするとわかりやすいです。とりあえず参考になりそうなサイトはこちら。
次に持ち出し用の工具箱も準備します。よく使う工具は工具箱専用に別途買い揃えます。
工具箱に入れるのは
- ドライバー類
- 各種レンチ類
- モンキースパナ
- スプレーグリース
- 5-56
- カッター
- ウェス
- テープ類
ぐらいでしょうか、これは工具置き場用とは別に工具箱用に買い揃えた方が便利です。
持ち出し用の工具と倉庫に保管する工具はカラー絶縁テープなどを巻いて色分けしてあげると片づけるときに混ざらなくて便利です。
整備する内容ってある程度パターン化できる。
私たち生産者がやれることって限られてて農機具の簡単なメンテナンスと簡単な修理。
複雑な修理だったりオーバーホール等の複雑なメンテナンスはメーカーが行うのでそこは考えません。項目としてはこんな感じでしょうか?
- 洗浄
- オイル交換
- グリスアップ
- 消耗品・パーツの交換・換装
- 簡単な修理
- タイヤ交換
これらは定期的に行う同じ作業なので、この作業をイメージして使用頻度の高い工具を取り出しやすい箇所に保管すると効率的です。ここは試行錯誤が必要です。
オイルとオイルジョッキ、廃油入れとオイル交換ラベル、油をふき取るウェスなどは同じ場所にあると効率的とかね。
冬のオフシーズン中に工具置き場を改善しておけば、春に効率的な作業が行えます。
これは仕事に限った事ではなく普段の生活にも取り入れられるノウハウなので知っておいて損はないです。
私はこの書籍を読んで学びました。すこくおすすめします。
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とにかくマジックで書く
最後は自分が実践していることなのですが、農機具の付属品とか時間がたつと忘れちゃって、これ何につかうんだろう?という事がよくあります。
それを防止するために自分は片っ端からマジックで○○のパーツとか○○の部品とか記入するようにしています。他にも色々書いちゃいます。
- オイル交換のオイル量とオイルエレメントの型番はオイル交換シールに記載
- タイヤの空気圧は車体もしくはホイールに記入。できればナットのサイズも記入。
- バッテリー本体に交換日とバッテリーサイズを記入
調べるというひと手間を省くためにこれらを行うと何かとスムーズに作業が行えます。
あとは整備する場所にホワイトボードを設置して整備メモを記入しておけば完璧。
消耗品の調達はここが便利
過去に注文したものも検索できるし、よく使うものはお気に入りに登録しておけば探す手間も省けます。
青森県なら注文してから翌々日には届きます。月曜日の午前中に注文すれば水曜日
夕方に届く感じ。間に合わない時はホームセンターで購入。
一気に書いたけどこんな感じかなー。あとで加筆修正するかもです。