おはようございます。
青森でタマネギとお米の栽培に取組んでいるマエダライスです。
青森の朝は秋を感じさせる肌寒さになってきました。
さてさて、これはタマネギの種を播種したトレイです。
ここから発芽までが最初の難関。どれだけ発芽率を上げることができるのか。
ちなみに育苗法は シート育苗法 です。
水稲プール育苗の施設を使ってタマネギの育苗を行います。
たまねぎのシート育苗法について.pdf - Google ドライブ
発芽に必要なのはこの3つ
- 酸素
- 水分
- 温度
注意する事
- 乾燥させない&水をやり過ぎない
- 27℃以下を目指す
- 酸欠にしない、水のやりすぎは土中の酸素不足を引き起こすので注意。
詳しくはこちらのサイトが大変参考になります。
失敗例
これは今年の春に育苗した画像です。
トレイの外周は発芽率が著しく悪かったです。
もともとシート育苗法ではトレイの乾燥が早いということに加え、トレイの外周はさらに乾燥が早かったです。これが発芽不良の原因と仮定。
今回は発芽までしっかり水やりを行い乾燥対策をしようと思います。
過湿になるリスクもあるのですが、、、水量を少なく頻度を増やすやり方で挑戦してみようと思います。
発芽のメカニズムについての資料です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/30/3/30_3_514/_pdf
お米のご注文お待ちしております。
追記 2018/0917
シート育苗は防水シートのため水の逃げ場がなく水たまりができる。
そこだけ過湿気味になったり酷いところは水に浸かってしまって発芽しない個所もみられた。
地面を均すにしても水たまりは出来てしまうと予想されるため、シートに直接苗を並べるのはお勧めしないです。うちも次は浸水性のある根切りシートの上に並べるやり方を採用しようと考えています。ご参考までに。