土を見て仮説を立てて、収穫物を見て改善を行う。
肥料設計はそんな試行錯誤の繰り返しです。
コストを抑えて品質の良い作物をたくさん収穫するために、やみくもに肥料を投入するのではなく最適な分量と構成を考えます。
循環型農業への取り組み|おいしさと安心のために|イセ食品株式会社
有機質肥料をベースに肥料設計をしています。
有機質肥料とは、動物や植物由来の原料からつくられる肥料のことです。
その特徴は、土壌中で微生物に分解されて、養分がゆっくりと放出される点にあります。出典:図解でよくわかる 土・肥料のきほん
有機質肥料は地力をあげる、微生物を活発にさせる、なんとなく入れた方がいい!というイメージがありますが、だいたい当たってます(笑)
入れないよりは入れた方がが絶対いいです。でもなかなかできない理由がコストです。原料調達コスト、発酵処理コストetc
安価に済ませたいなら自分で作るのが一番。でも時間と手間がかかります。
原料の調達もほしい時期にほしいものがあるとは限りません。
そういう悩みを解決してくれたのが発酵鶏糞イセグリーンです。
当社では長年愛用しています。安価でありながら安定した品質の完熟鶏糞です。
これにより品質の良い有機質肥料を継続的に圃場に施肥することが可能になりました。
自社で生成されるモミガラや米ぬかとの相性も良いです。
鶏糞にモミガラや米ぬかを混ぜて施肥することにより田んぼの生産力を上げる効果が期待できます。
実際同地区の同じ品種のお米でも味に違いが出ています。
最後に書籍の紹介です。
家庭菜園でも大規模農家でも基本を知っているのと知らないのでは作物の品質に差がでてきます。栽培方法が確立されているため詳しい知識が無くてもある程度作物は作れてしまいますが、どうせ作るならより深く土について、肥料についてを学んでみると面白いです。
図解でよくわかる 土・肥料のきほん: 選び方・使い方から、安全性、種類、流通まで (すぐわかるすごくわかる!)
- 作者: 日本土壌協会
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2014/08/11
- メディア: 単行本
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